2005-08-16 セミ子再び 徹夜明け、3号館3階の女子トイレ。 なにやら、ばさばさ、音がする。 周りを見渡すと、奥のほうでセミがひっくり返ってもがいている。 セミ子だ。 そう確信し、救出を計る。 セミ子は、幼虫時代からおっちょこちょいだったから.... 体をつかんで、床に立たせる。 急な体勢の変化に驚いたのか、セミ子は天井めがけて飛び上がる。 蛍光灯に、ごんごん、体をぶつけている。 なんておっちょこちょいなんだろう、セミ子は。