nerie2006-03-21

さかのっちと、じゅんぺいくんと、森山邸へ。
駅を出て、いきなりどっちにいっていいかわからないので、勘を頼りに歩いていくと、あきらかに変な大きさの白いボリュームがみえてきた。
発見。
まわりをぐるぐるまわってみる。


「これぜんぶおうちなの?ねえ、これおうち??」
と父親に尋ねながら、興奮気味に走ってくる少年。
「うーん。おうち?だよ。うん」
と困惑気味の父親。


そうだよなー。少年。
私たちも興奮して思わず不法侵入(!)したところで森山さん登場。
しりあいのしりあいのしりあいくらいのかんじでお茶をいただく(!!)。
なんてひと!
この新しい家のひとつひとつをたのしんでいる。場所の魅力を発見している。
あーこの人にして、この建築ありきなんだ。
と、建築と人の幸せな関係を見てしまう。
初めは「やっぱ住めない。絶対住めない。」
と、とげとげしていたわたしもきづけば森山邸に、森山さんに、引きずり込まれている。
「あー私の日常とは違った日常が存在している。オルタナティブ日常だ。」
と。
こういう景色を見せてくれるなんて、にしざわさん、すごいまじめなんじゃないか。建築に。
「またきてくださいね(笑顔)」なんていえちゃう、すてきな森山さんには、施主アォードをあげたい。


そのまま長谷川事務所へ。
で、また興奮。


もう、たのしくて、つかれた。