つきいちになってきた。

後追いですが。雲野流山の家に行った話。
運良くあみだくじで権利を得て、メンテナンスにいく。
っていってもほんとに大事にすんでいて、私より10歳くらい年上の建物にはみえないわかわかしさ。銀ピカ。
ゆがんだ木サッシとかコーキングがだめになった屋外照明とか、「交換しましょう」と言って仕事は終了。
最近の住宅地って、ほんとにいろんな趣向を凝らした住宅がたちならんでるんだけど、それでもちょっと異彩を放つ建物だった。まず配置。敷地を南北に2等分して、北の道路側にたてもの。南の隣地側に庭。っていうとふつうの南面配置じゃないかっていわれそうだけど、建物が道路ぎりぎりまで北によってて、しかもコンクリートのハコだから、塀、みたい。どのおうちも道路側に垣根とか塀とかつくってる町並みの中に並ぶと、特に。
で、中へ。ウワサの舗装ブロック仕上げの床。おーう。無骨。
中は、二階の和室の角の開口が、ちょっといけてないんじゃないかなーとの予想通り・・・。
建物自体がけっこう面の印象がつよいなかで、角のきり欠きはういてて、だそくにみえた。
一番よかったのは庭に面した窓辺。まどの大きさと高さがちょうどいい。天井が高い室内なのに窓周りだけぐっと重心が下がってた。
全体的に、坂本建築=アンチクライマックスの精神に反して、リビングがすごく中心でほかが結構いじめられてるなとおもう。ただ、やはり、モノの存在感が強くてかっこよかった。