カルティエ財団展
閉館30分前に、すべりこみ。
3.5フロアにまたがって、世界中のそうそうたるアーティストの作品が並ぶ。
今の時代、アートも批評性を求められているのかはしらないけど、どの作品もウィットにとんでいるなあ、と思う。
ひとつくらい、のびのびとした表現もあるかと思いきや、そこはカルティエ財団、しっかり現代社会に物申してる作品を選んでる。
もはや山下清みたいなソウルだけで突っ走ったアートってのは成立しないのかな。
なにを見ても何か物申してるのは、ちょっと息苦しいな
ただ、そんななかで、しっかりストーリーを組み立てている川内倫子は、すごいなと思った。写真集でみると、コンセプチュアル過ぎるきがしちゃうんだけど、スライドショーでみると、写真の並びの絶妙さが際立ってる。印象をうまく操作してる。
帰り際のミュージアムショップ。展示室とあんましかわんないじゃないか。むしろショップの密度で作品(のコピーだけど)がならんだほうが、迫力あったりして。