大声で、笑えること

プロパンこけし

論文かきつつ、ほぼ食わず嫌いだったラーメンズをみる。
・・・お笑いとして見るからいけないのか、やっぱり苦手だった。
「おもしろい」かもしれないけど「わらえない」。肩にぐっと力が入ってしまう。やっぱり、お笑いって人を無防備にさせてなんぼだよなー。さんまさんとかダウンタウンとか上島竜ちゃんとかすごいよなー。なんて、クラシカルなことを考えてます。


で、学会旅行に話はとぶんだけど、今回の旅行で一番よかったのは、力強い建築をたくさんみれたこと。
菊竹さんの都城市民会館とか、丹下さんの日南文化センターとか、磯崎さんの北九州市立美術館とか、篠原さんの警察署とか、もうダチョウ倶楽部のおでんネタばりにやりやりなんだけど、存在感があって、さすがにプロポーションもよくてかっこよかった。
都城 日南
美術館 警察署
磯崎さんの北九州の図書館の方は、美術館とほぼ同時期につくられてるのに全然繊細で、大空間なのにスケールもぴしっとしてるし、さすが!それと比べると美術館の方はほんとにバカっぽくて、うちの先生は「九州の人たちを馬鹿にしてる!」という意味不明なコメントと共に憤慨してたけど、あそこまでやってくれると気持ちいいもんだと思ったな、私は。丘の上に大砲どーん。公共建築にこういうの求めてんでしょ?!って。超ドライ。
図書館のほう
それに比べ、最近のやつは周りと一体化しようとか、いい景色をみせようとか、ヴォリューム小さく見せようとか、繊細だしウェットだなーと思ってしまった。要は、見る側のリテラシーによるところが大きすぎる。どこが巧みなのかを見極めれる人じゃないと見過ごしてしまう。(これはラーメンズ。)
そんな中、西沢さんの砥用町林業センターはなかなかいいバランスだった。(爆笑問題とか劇団ひとり的バランス。)
すごい立地 内部。
写真は全然関係ないけど、青森にあったプロパンガス屋さん。カメラ早くかえってこないかなー。

写真のせました!0915