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千葉さんオープンハウス＠鎌倉
一般的な家には色んな素材が使われている。フローリングの部屋、畳の部屋、タイルの部屋、クロスばりの部屋、左官仕上げ、ベニヤ、それに木製の家具、金属のキャビネットにキッチン、バスタブ、ガラス窓にアルミサッシ、木枠、カーテン等々。

いつもの入れ子の構成。いつもは素材を限定して、その構成の可能性のみをみせる千葉さん。部屋を貫通して視線がぬけるとか、入れ子の中身が明るいとかね。
今回はそれに色んな素材や色が重なることで、シンプルな構成の異様さが際立つ。
天井の高い畳の部屋は、和室ではない。
畳は記号でしかない。

そっか、普通の家って色んな場所からできてたんだな、ということに気づく。
それは、このミニマルな構成の家では普通に見かける素材が全部異様にみえるから。
でかい水平連窓より、やけに明るい階段室より、それが衝撃的だった。

そのまま鎌倉観光。
憧れの観音坂切り通しを通る。かっこいい！！
人間業とは思えない、岩のぶち抜き方に圧倒される。

苔寺では道なき道を歩き・・・久しぶりに山、のぼったな。