仮免試験合格しました!!!
一発合格!イエイ!!


昨日は宮崎国際音楽祭の演奏会「激しくも優雅な舞曲」に看護婦さんたちと出かける。
彼女たちお気に入りの、舞台の斜め後ろ上方の席。
ここからだと指揮者の表情がしっかり見える。

出だしからすごく良かった。
ラヴェルの道化師の朝の歌。ほんとうに楽しい音楽。


オーケストラは目で見て、耳で聞いて楽しむものなんだな、と初めて気づいた。
パフォーマンスがすごくたのしい。
群の動きが変化していって、そのカタチを見ているだけでもたのしいのだ。
特に弦楽器は群としての動きのカタチがすばらしいと思った。バッタの群みたい。


今回は初めて感じたことが多かった。
管楽器はすごく人間くさい。で、音のエッジがまるい。
弦楽器は虫とか天使とかそういうのの群の様で、音のエッジがくっきりしている。
ピアノ(ピアノがすごく良かった!)は、なんだろう、大きな流れをつくるかんじ。
で、全体の雰囲気をつくってるのが打楽器。


指揮者のデュトワさんはすごく表情豊かで、彼を見ていればだいたいどんな曲なのかわかった。
「あ、ここ悲しいところか」とか「ここ行進してる」とか。
しかも曲をかなり大きな声で口ずさんでいて、私たちの席まで聞こえてきたのがおもしろかった。


休憩時間に外でワインを飲めたのも良かった。
今の時期、宮崎の夜の風はすごくきもちいい。


お客さんは老若男女いて、みんなすごくたのしそうだった。
演奏者も。


ただ、演奏の合間、ふと我に帰った時に目につく劇場の内装にげんなりしてしまったので、やっぱり私は建築の人なんだ、と確認。
松本のホールのよさがよりわかったきがする。
良いホールは演奏後の観客をげんなりさせてはいけない。


終了後、ちゃっかりイケメン奏者の出待ちまでして帰宅。