やっとでた!

これが。

宮崎では7/3発売なんだって。やーね、なんでも関東中心だから。時差たいへん。
看護婦さんたちとわーわーもりあがる。
でも、説明しようとすると材料(とくに写真)が足りない・・・ということに気づく。
なんか、肝心なとこが見切れてたり、映ってない。
考えてみれば写真を選ぶ時は「関係性」ってキーワードのもと、ひとつの場所の成り立ちが分かるような写真よりは、その場所と他の場所の接点を映したものを選んでいた。
看護婦さんへの説明はどちらかというと具体的なモノからのほうがしやすい。
だから、この写真じゃ足りない。


これは二枚舌か?と考える。
メディアに載せる写真ってのは枚数も限られているから、できるだけコンセプトが明快に出るように選ぶし、並べる。
今回は母屋と写真を混ぜたり、新棟の写真ではあまり全体形がつかめない(けど母屋とか、隣の部屋とか、外とかとの関係はなんかわかる)ものを選んだりという操作をすることがそれ。
でも例えば一枚目の見開きとか、はたして実物見てない人にスケール分かるのか不安。手がかりが少なすぎる。
実際、看護婦さんはきょとんとしている。
建築やってる人は図面が載ってるからわかるんだろうけど。


つまり建築のテーマは建築やってる人の為にあるのか?
あるのか??
ということは建築のテーマってのはルールを知ってる人だけができるゲーム的なものなのか?
そうかもしれない。
建築のテーマってのはたぶん建築の為だけにある。
使う人の為のことはテーマじゃない。テーマになるけどそれは建築じゃない。
なんだかババ臭いきもするけど、そう思った。