いたい

今日は加瀬力。

アンテナ。またどんな話かも知らず見る。
たぶん、現実よりもリアルなんだろうこれは。
まず設定が異常で、出来事も異常なのに、日常のように描かれていて、そう思わせるのが加瀬力だと思った。
原作は原作で、もっと現代的な心の動きを繊細に出来事として捉えたものとして衝撃的だったのだろうけど、映画ではカセ力のほうが際立ってた。たぶん。
それは、異常さを際立たせない場面構成の力によるところも大きいのかな。
描きようによってはホラー映画にもオカルト映画にもなり得るものを、ある人のある出来事を描いたものとして成立させるやりかたは勉強になった。


昨日のジョゼはストーリーに魅せられたけど、今日のは映画の作り方に魅せられたきがする。
映画って、奥が深いですね。