東京・オリンピック/PORT B

nerie2007-12-08

はとバスに乗って、東京オリンピックに関連のある場所を巡るツアー・パフォーマンス。
まずは巣鴨に集合。初、おばあちゃんの原宿。とげ抜き地蔵を本気の形相でこすっている人々の姿にちょっとどきどきする。
餅つき大会をやっていたので、つきたてのお餅をいただきつつ地蔵通りを歩く。

バスに乗り込む。元バスガイドさんが、場所の歴史を流暢に話す。目的地へ移動してるんだか、話を聞くのが目的だったかわからなくなる。途中、はとバスが都電と並走する時を狙って都電に乗り込んだカメラマンが記念撮影を試みる、も、失敗。都電がちょっと遅れたらしい。


そうこうしている間に原宿へ。若者の巣鴨。イヤフォンを装着させられ、竹下通りを歩く。

見慣れた通りなのに、バスツアーで来てると思うとなんか客観的になる。イヤフォンからは原宿にいる人たちへのインタビューが流れる。「ご職業は?」「スカウトです。」「どういう子に声をかけますか?」「うちは美人ってよりは普通の子。元気がある子」等々。目の前にはインタビューされてる人々と似てる人々。美術館の作品解説みたいだー、なんて。
そのまま歩いて丹下さん設計のオリンピック競技場へ。今日はナガブチのコンサートらしく、ナガブチがたくさんいる。世界広しといえども、ナガブチファンほど結束の固いファン集団はいないのではないか。世代を超えた人々が、一心不乱にナガブチ・ソングを熱唱している。しかも一つの曲を歌う集団どうしが結構近接しているので、横を通り抜けるときちょっとドップラー効果だ。

バスに乗り込み、首都高へ。首都高はオリンピックの9日前にできたらしい。ぎりぎりじゃん!!
首都高は楽しい。でも楽しさを語ると長くなるので、そこカットします。


次は上野囲碁センターへ。初囲碁センター。おじいちゃんの単色刷り。おじいちゃんの原宿。おじいちゃんの巣鴨

そこから電車に乗って秋葉原のゲームセンターへ。ここでもイヤホン装着。ゲーセンに住んでる人々へのインタビューを聞きながら。個人的には「機動戦士ガンダム 戦場の絆」がアツかった。あとゲームやるのに人が数十人(PSPとかやりながら)並んでる光景に驚いた。

はとバスに乗り込みまた首都高。途中トイレ休憩したお台場では偶然花火大会をやっていた。マフラーして花火とは。
いつのまにか囲碁センターにいたおじいちゃんと秋葉のゲーセンにいたAボーイが乗り込んでいる。偽ガイドさんと元ガイドさんと4人で囲碁センターとゲームセンターについて話している。

6時間のバスツアー。観光ツアーに参加してるって思って街をみると、なぜかいつもより客観的になるようで、異世界をみてるようだった。おばあちゃんしかいないところから若者しかいないところへ、そこからナガブチしかいないところを通っておじいちゃんしかいないところへ、そしてAボーイしかいないところへ。そのまま帰ってきた研究室。ここも特殊だ。