来月、旦那のお兄さんカップルが来日することになった。
タオをみにくるらしい。
旦那のお兄さんはミュージシャンなんだけど、変わった人で、80%くらい自給自足の生活をしている。しかも両親と同居してるから家賃無し。ほとんどお金を稼いでいないかわりにお金を使ってもいない。
経済活動とは別のところで、音楽を作り、野菜を作り、それなりにというかかなり豊かな生活をしている。


彼らを見ていて、旦那とよく話すのは、東京では経済的な生産性がないと豊かな生活が出来ないね、ということ。生産して、消費することで豊かになるのが東京の生活だと思う。毎日働いて、毎日なにか魅力的な欲しいものや行きたい場所を見つける。それはそれで楽しくてエキサイティングで、だから私たちは東京に住むことにした。


ただ、楽しんでいるとはいえ、経済的生産性の向上に全く関心のない私たち夫婦に子供が出来た今、まだ東京でやっていくのか。がんばって働いて、豊かな生活をすることはできるとおもうけど、それでいいのか。私たちにその豊かさはフィットしているのか??ちょっと疑問に思うようになってきた。


だからって田舎に行けばいいという訳でもなく。つまり日本の問題は、田舎でさえもその経済活動によって豊かさを得るモデルに乗ろうとしてしまっているところ。そんなの無理なんだから、別の次元での豊かさを得るモデルを作らないといけない。


旦那の兄の生活はひとつのありかただと思う。今更ヒッピーか、と思われるかもしれないけど。
自分たちに合った豊かさのモデルをさがして、それが働く場所をみつけよう。

なんて、二ヶ月ぶりに続けて三時間寝れたので幾分クリアになった頭で考えている。
今日はどこに散歩に行こうかなー。