i was never cool in school
天使の歌声とピアニストの指先と、ロックスターの心を持ってるひと。
ベンフォールズファイブを最初に聞いた時、がーんときた。綺麗だけどガチャガチャで、美しいハーモニーの後ろに不協和音があって、過激な歌詞だけどユーモアがあって。
そして映像を見て、ひょろひょろの体でエネルギー有り余ってて、なんかに怒ってて、ピアノに向かってうたってるんじゃないかこの人は?と思った。ベンフォールズファイブ。
わたしは決してアングリーな学生時代を過ごしていなくて、どちらかというとのほほんと楽しく毎日を過ごしていたけど、彼らの音楽には何か共鳴するものがあるんだと思う。
何か人生の中で変化とかハプニングがあるごとに繰り返し繰り返し彼らの曲を聞いている気がする。

私の大好きな日本人バンドといえばサニーデイサービスだけど、彼らにもなんか通じるものがあるなと、思う。率直でユニークな歌詞とかどうしようもなく美しい声とかドンドコドラムとか。そして何よりポジティブな怒り。フィッシュマンズみたいなネガティヴさはなく(フィッシュマンズ大好きだけど)とにかく目の前にあるものを壊してでも進んでくパワー。

ちなみに、ベンフォールズソロの時はもっと幸せな感じ。曽我部さんもソロになるとそうだね。